おいしい中華料理とガス管の関係

お店FILE 019 「中華 シードラゴン」様 その1 

先週より着工しました。中華料理「シードラゴン」様

中目黒駅徒歩3分の好立地です。

まずは着工前の写真です。

<着工前の写真です。>

内観の写真です ↑クリックすると拡大します。

デザインはREDを基調に考えています。

<デザインパースです。>

デザインパースです ↑クリックすると拡大します。



今回は、ダイニングバーの居抜きから中華料理店へのリノベーションです。

出来るだけ使えるものは使いつつ、新たなコンセプトに落ち着かせる。

かなり根気のいる仕事です。



以前、中華料理店を手がけた時に、コックさんがこんなことを話していました。

「中華料理をうおいしく作るには条件があるんですよ。」

「料理の腕だけではカバーできないこと、それはガスの火力なんです。」

ガスコンロの火力でおいしさが決まるようです。

もちろん料理の腕もありますが、一般家庭との味の差は、どうやら火力にあるようです。


その火力を確保するためには、ガスコンロの容量とガス管の直径をチェックする必要があります。

その時もチェックしました。まあ、チェックといっても大したことではありません。

厨房機器のカタログを出してきて、ガス消費量として○○kW(kcal)と表示されているものを

使う器具分だけ合計をすれば済むことです。

確かその時は、150kW程度だったと思います。そうするとガス管の直径は40A

必要になります。

<ここでガス管です。>

ガス管です ↑クリックすると拡大します。

この40Aという呼び方もなんだか分かりにくくて嫌なんですが、
40Aのガス管の直径を測ってみると48.6mmあります。
呼び名と数値が違うのです。(余談でした・・)


普通のビルに設置されているガス管は、20Aから25Aが多いのです。

このときは20Aでしたので40Aに交換となりました。

写真のガス管は、40Aです。

意外と忘れてしまうガス管のチェック、店舗を居抜きなどで探している方は

忘れないで確認してください。

 

20数年前原子力発電所の建設に携わっていたのですが、その原子量発電所

以前にニュースになったことがある「高速増殖炉もんじゅ」の階段などの

手すりにガス管が使われていました。

といってもガスが入っているわけではありませんので、ご安心を。
 



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